ローストターキー
ターキー,

ローストターキー

アメリカ人が年に一度サンクスギビングの祭日には必ず食べるローストターキー(七面鳥の丸焼き。)そのままスパイスを塗ってオーブンで焼くこともできますが、このレシピはブライン(Brine)と言って前日から味つきの塩水で生のまま肉を漬け込む方法。かなり手間はいりますが、そのままでは淡白な味のターキーでも、中まで味がしっかりついて必ずジューシーにおいしく焼けるレシピです。我が家では、毎年この大仕事は夫の担当。普段料理をあまりしない彼が、サンクスギビングの前日になれば袖をまくってブライン液を作り、ターキーを漬け込む作業に取り組みます。もちろん当日も私がサイドディッシュを作っている間、彼はオーブンに入ったターキーを見張っているのです。

ローストターキー日本の食卓にこれが並ぶことはまずないことでしょう。というか、日本サイズのオーブンには入らない!でも、実はうち数年前に実家の京都でやりました。たまたま11月のサンクスギビングデーに家族揃って京都に帰省していた年。「そうだ、日本でサンクスギビングをやろう!」と思いつき、コストコで大きなターキーを仕入れてきたのです。でも、どこで焼く??実家のオーブンを見てその小ささにびっくり(アメリカサイズに慣れているので。)それでもあきらめませんでした。叔父の営むレストランの厨房の業務用オーブンをお借りし、うちの夫が焼いてきたのです。家族親戚みんなで集まって、京都の実家で食べたターキー。日本の家族はみんな最初は半信半疑だったけれど、食べてみてそのおいしさにびっくり。みんなお替りしてお喋りしながら食べ続け、なんとその晩でなくなってしまったのです。(アメリカ生活長いけど、ターキーを一晩で食べつくしたということは今だにこの時限りです。アメリカ人にも負けないうちの家族の食欲・・・。)ガラまでスープにして、翌日ラーメンを作ったくらいでした。

アメリカにお住まいで、「ターキーはドライで臭みがあって苦手・・・」と思っている方、一度だまされたと思ってブラインしてみてください!私も昔はサンクスギビングのターキーがおいしいと思ったことはなかったのですが、このレシピに出会ってからは一年に一度の楽しみになりました。

ちなみに、このレシピはアメリカの料理番組専門のテレビ局Food NetworkのAlton Brownという人がやっているGood Eatsという番組で紹介されたもの。料理の材料や調理方法を科学的に分析し、どうやっておいしさを引き出すかということを詳しく解説してくれる番組は、夫が観る唯一の料理番組。数年前にターキーのエピソードを見て以来、毎年このレシピです。オリジナルのレシピはこちら:Good Eats Roast Turkey by Alton Brown.

ローストターキー
下準備時間: 
調理時間: 
調理時間(すべての過程): 
分量: 10-12人分
 
材料
  • ターキー(冷凍のもの) 14-16パウンド(6-7kg)のもの1羽
ブライン液
  • コーシャーソルト(フレーク状岩塩) カップ1(175g)
  • ブラウンシュガー 1/2カップ (85g)
  • ベジタブルストック(野菜でとったダシ) 1ガロン(3785ml)
  • 黒こしょうの粒 大さじ1
  • オールスパイスの粒 小さじ1½
  • あればキャンディッドジンジャー(砂糖漬け生姜)みじん切り 小さじ1½
  • 氷をたっぷり入れた水 1ガロン(3785ml)
中に詰める香味野菜
  • りんご 赤いもの1個 (皮付きで8等分)
  • 玉ねぎ 1/2個 (適当なサイズに切る)
  • シナモンスティック 1本
  • 水 カップ1(240ml)
  • ローズマリー(生) 4本
  • セージ (生) 6枚
  • キャノーラ油 適宜(ターキーの表面に塗る用)
作り方
  1. ターキー(七面鳥)は冷凍の場合、3日程前から冷蔵庫に移し解凍する。
  2. ターキーを焼く前日、大きな鍋にベジタブルストック、コーシャーソルト(岩塩)、ブラウンシュガー、黒こしょう、オールスパイス、ジンジャー(あれば)を入れ、中火にかけ時々かき混ぜながら沸騰させる。火からおろし、完全に冷ましてから冷やしておく。
  3. 前日の夜(または当日の早朝)、バケツまたは大きな容器にブライン液と氷水を入れ、内臓を取り出したターキーを胸肉が底になるようにして入れる。この時、ターキーがすっぽりと液体の中に沈むように、必要であれば上から重石をする。蓋をして涼しいところに置き、8-16時間漬け込む。
  4. オーブンを260度(華氏500度)に予熱する。ターキーをブライン液から取り出し、さっと水洗いしてキッチンタオルなどで水分をふき取り、ローストパンにのせる。
  5. りんご、玉ねぎ、シナモンスティックと水を耐熱皿に入れ、電子レンジで5分間温める。
  6. 5.とローズマリー、セージをターキーの内部に詰め、手羽の部分を身の下へ折りこみ表面にたっぷりキャノーラ油を塗る。
  7. ターキーの入ったローストパンをオーブンの一番下の段に入れ、最初は高温で260度(華氏500度)で30分、ターキーにこんがり焼き色がつく程度に焼き、その後175度(華氏350度)に下げて約2時間から2時間半焼く。一番身の厚いところに温度計をつきさし72度(華氏161度)に達したら焼き上がり。
  8. オーブンから取り出し、少なくとも15分アルミホイルをかぶせて休ませてから器に盛り付ける。

サンクスギビングターキー作り方

ブライン液

サンクスギビングターキー作り方

ハードウエアストアに行くと、こういう樽のような大型の容器が売ってます。これはふたつきで、クーラーボックスのように保冷できるタイプのもの。

サンクスギビングターキー作り方

すっぽりとターキーがブライン液に漬かっている状態。

サンクスギビングターキー作り方

蓋をして一晩寝かせます。

サンクスギビングターキー作り方

翌日、漬かったターキーを取り出します。

サンクスギビングターキー作り方

これらをターキーの中に詰めて焼きます。

サンクスギビングターキー作り方

オーブンに入る準備完了!

サンクスギビングターキー作り方

焼き上がり!(上の写真用にローズマリー2本をわざとはみ出していたのを奥に入れ忘れてしまいました。。。焦げてますね。)



前の投稿 次の投稿

こちらもチェック!