冬のまかない
Yuko ブログ, おいしいアメリカブログ

冬のまかない

年中暖かいイメージのある、南カリフォルニアサンディエゴ。今年は例年よりも冷える日が多く、朝晩は暖房を入れる毎日。朝に犬の散歩に出かける時も、近所の家の庭の芝生に霜が降りてキラキラしていることも多い。そんな冬はやっぱりあったか~いものが食べたくなる。シチューやスープやグラタンなどで温まるのもいいのだけれど、やっぱり日本人の私は温かいだしの味が欲しくなる。ということで今日の夕飯はおでん。

このサイトを始めてから、アメリカ風の食事のレシピを書くためにアメリカ料理を心がけて作っている。でも、毎日毎回アメリカンな料理は、こちらの生活の長い私でもさすがに食べられない。バターやオイルを使った料理の翌日は、あっさりした和食を食べる。子供のお弁当もそう。サンドイッチが続くと、「おにぎりが良い。」と言われる。100%アメリカ人の夫でさえ、外食の続く出張から帰ってきたら、お味噌汁と白いご飯を食べたがる。

「おいしいアメリカ」のサイトの裏側には、そんなまかない料理である野菜の煮付けや白いご飯が食卓に並んでいたりする。またはどちらの料理ともいえないような、我が家流の家庭料理も。

幸いなことに、日本人の人口の多いカリフォルニア州では、日系のスーパーがいくつかあり、日本の食材はほぼなんでも手に入る。お米も一言にカリフォルニア米と言っても、日本と同じでたくさん種類やグレードがあり、オーガニックのこしひかりやあきたこまちなどの美味しい米も出回っている。私がアメリカに来た当初(90年代初期)、それもフロリダ州マイアミにいた頃は、日本の食材など入手困難で、どうやって和風の味をアメリカの食材を使って作るか駆使したものだった。それがここでは、今日行った日系スーパーでも、日本風のサンタクロースののったクリスマスケーキの申し込みや、おせち料理の予約用紙などが用意されているほど。正月用の食材も、そろそろ出始めていた。本当に便利になったものだ。

それで夕飯のおでんだが、今シーズン作るのは今日が初めて。せっかくたくさん買って入れた魚の練り物、夫と息子はおいしいと言って食べてくれたが、娘は「何これ?」と言って食べない。去年は食べていたはずなのに・・・。練り物は普段ほとんど食べないので、味を忘れてしまったか。常に新しい味や特に日本の食材には接するようにしないと、珍しくなってからでは手遅れ。子供は受け付けてくれない。日本語学校で新しい漢字を覚えてきたかと思ったら、カタカナを忘れてしまうのとよく似ている。季節の味、日本の味、そしてアメリカの伝統の味、これからも忘れないようにしっかりと子供達に伝えていきたい。

寒い日にはあったかおでん。アメリカにいても食べたくなる。

 

 

 

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2 コメント 2 件

  • 返信 Unibon 2011年12月10日 at 8:42 PM

    私、一昨年Baronsで、このパネトーネプディングを試食しました。そのオリジナルのレシピ持ってますよ。

    • 返信 Yuko 2011年12月10日 at 8:57 PM

      私もBaronsのレシピももらいました。Baronsのは、プディングにもソースにもバターがたっぷりで、カスタードは少なめ。それはそれで美味しかったんですが、カスタードが多い方がフワフワ感が増しました。ここでは、バターは使わずにその分カスタードの量が多いんです。

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