エンパナーダ
その他パン, ひき肉, 前菜

おいしいエンパナーダ

スペインとポルトガルが発祥だというエンパナーダ(またはエンパナダ)。ミートパイのように、パイ生地風のパンの中に、ひき肉やシーフード、野菜やチーズなどが入ったお惣菜パン。中南米諸国ではとても一般的なもので、これまた中南米諸国からの移民が多いアメリカでも珍しくはありません。各国や各家庭によって入れる具は様々で、また調理方法も、油で揚げる派とオーブンで焼く派があるようです。


中南米からの移民が住民の大多数をしめるマイアミに住んでいた頃、私はこのエンパナーダをよく食べたものでした。ホームパーティーでは大皿で出される定番のパーティー料理で、また会社勤めしていた頃には、誰かの差し入れで箱詰めのエンパナーダが会社のキッチンに並ぶことも。コーヒータイムにラテン系のカフェに行くと、ベーグルやマフィンの横に(というかその代わりに)エンパナーダがかなりの存在感で並んでいたりするほど。出来立て熱々のエンパナーダ、外側がサクッとしているので、具沢山でボリュームたっぷりでも案外パクパクっと食べやすいんです。コーヒーともビールとも良く合います。

エンパナーダと一言に言っても、本当にいろんな種類があるので、具はなんでもありなんです。ここではペルーやアルゼンチンでよく見かけるという牛ひき肉にゆで卵、レーズンとオリーブなどを入れた組み合わせで、味付けもマイルドにしてあります。その他には、チョリーソ(ソーセージ)やポテト、鶏肉にチーズや魚などもあり、たいていクミンやガーリック、トマトなどで風味良く味付けされています。

エンパナーダの生地はパイ生地を使ってもいいですが、ここでは卵と酢を入れて甘くないおかず風の味になっています。生地に包んでからはオーブンで焼いてもよし、油で揚げてもよし。オーブンで焼くとミートパイ風に、そして油で揚げるとピロシキやカレーパンのような調理揚げパンに近いものになります。

大皿で一度にたくさん出せるエンパナーダは、パーティーの一品としてもってこい。野菜サラダやスープなどを添えて、昼食や夕食としてもいただけます。

おいしいエンパナーダ
分量: 12個分
 
材料
エンパナーダ生地
  • 薄力粉(または中力粉)350g
  • 塩 小さじ1½
  • バター 113g (4oz = 1本)刻む
  • 卵 大1個
  • 冷水 80ml
  • 酢 大さじ1
  • 卵 2個 (固ゆでにして粗く刻む)
  • オリーブ油 大さじ1
  • 玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
  • 牛ひき肉 300g
  • にんにく 1かけ(みじん切り)
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう 適量
  • クミン 小さじ1/2
  • オレガノ(ドライ) 小さじ1/2
  • レーズン 大さじ2
  • オリーブ(細かく刻む)大さじ2
  • トマトソース 2/3カップ(160ml)
  • (揚げる場合)揚げ油 適量
  • (オーブンで焼く場合)溶き卵1個+水大さじ1
作り方
  1. まずはエンパナーダ生地を作る。ボールに小麦粉と塩を入れて混ぜ合わせ、冷たく冷やして小さく刻んだバターを入れて、パイブレンダーかナイフ、またはフードプロセッサーを使ってバターが豆状の大きさになるまで粉に切り混ぜる。
  2. 別の容器に卵、冷水、酢を入れて混ぜ、1に少しずつ加えて全体がまとまるまで混ぜ(練りすぎない)、ボール状にまとめてラップをして冷蔵庫で1時間休ませる。
  3. フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎとにんにくを炒める。ひき肉を加え、ひき肉の色が変わり火が通るまで炒める。
  4. 塩、こしょう、クミン、オレガノ、レーズン、オリーブを入れてさっと炒め、トマトソースを加える。混ぜながら3−4分、水分が飛ぶまで炒めて火からおろす。
  5. パッドなどにあけて粗熱をとり、ゆで卵を入れてさっと混ぜ合わせる。
  6. 2のエンパナーダ生地を冷蔵庫から取り出し、12等分する。打ち粉を引いた台の上で、12等分した生地を一つずつとり、直径訳12センチの円形に伸ばす。中央に具をのせて、半分に折りたたみ、端を折り込むかフォークなどで押さえつける。
  7. 揚げる場合:揚げ油で4−5分揚げる。オーブンで焼く場合:ベーキングシートを敷いた天板にのせ、表面にはけで溶き卵を塗り、摂氏190度(華氏375度)に予熱したオーブンで20−25分表面に焼き色がつくまで焼く。

おいしいエンパナーダ

ステップ1

おいしいエンパナーダ

ステップ2

おいしいエンパナーダ

ステップ2

おいしいエンパナーダ

ステップ3

おいしいエンパナーダ

ステップ4

おいしいエンパナーダ

ステップ4

おいしいエンパナーダ

ステップ5

おいしいエンパナーダ

ステップ6

おいしいエンパナーダ

ステップ6

おいしいエンパナーダ

オーブンで焼いたもの。

 

中にはスパイスのきいた具がたっぷり!

中にはスパイスのきいた具がたっぷり!

おいしいエンパナーダ

油で揚げても美味しくいただけます。

 

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4 コメント 4 件

  • 返信 ryuji_s1 2012年12月18日 at 3:46 AM

    おいしいアメリカさん

    おいしいエンパナーダ
    素敵な料理

    素晴らしいレシピ
    有り難うございます
    本当に
    美味しそうです

    • 返信 Yuko 2012年12月18日 at 9:07 AM

      ryujiさん、コメントありがとうございます!美味しいですよ〜。是非作ってみてくださいね。

  • 返信 けいママ 2013年1月16日 at 8:47 PM

    はじめまして。
    先日ネットサーフィンしていたら、こちらのサイトに辿り着き、それ以来すっかり虜です。

    だって、私の知りたかったお料理レシピの数々がズラリ。本当に探していました、こんなサイト!感激です!

    私はアメリカのドラマフリークで、今まで数々のアメリカドラマにはまってきました。
    特にアグリーベティ(アメリカでは違う題名かも)は、主人公のお父さんがメキシコで料理人をしていて、今はアメリカに移住しているという設定なので、度々お父さんの美味しそうな手作り料理が出てくるのです。ベティがお弁当にエンパナーダを持っていき、ほおばる姿に魅了され、ネットでレシピを探してみましたが、見つからず…。

    他にもコーンブレッドやチリコンカン、ガンボ等お二人のレシピの数々にうっとりしまくりです。

    まずはチリコンカンとコーンブレッド、憧れのエンパナーダを作ってみようかと、今からワクワクしています。

    作ってまたわからない事があったら、教えて下さいね!
    また、レシピのアップを楽しみにしています(^o^)/

    • 返信 Yuko 2013年1月20日 at 10:05 AM

      けいママさん、はじめまして!そんなに感激してくださって光栄です。私達もう20年くらいこちらで生活しているので、ふつ〜のアメリカの食事を紹介したくてこのサイトを作ったんです。なかなか日本ではまだ知名度が低い料理でも、アメリカのドラマや映画で見て身近になるってこともありますよね!またいろいろ感想やリクエスト、聞かせてくださいね。これからもよろしくお願いします!

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