ナチョチーズソース
ソース, 乳製品・チーズ

おいしいナチョチーズソース

ナチョスと言えばメキシコ料理なんですが、アメリカのメキシコ料理はアメリカ独自に発展したものも多く、このナチョチーズソースもその一つ。もともとナチョスは、コーンチップスにチーズやハラペーニョのピクルスをトッピングしたもので、北メキシコからテキサスに伝わったのが始まりとか。そしてナチョスのトッピングのチーズがアメリカでところによりクリーミーなチーズソースに変わっていったということらしいです。普通のナチョスがレストランで出されるのに対し、チーズソースのかかったナチョスは、食事というよりは軽いスナックとして食べられることが多く、またの名をボールパークナチョスともいいます。その名の通り野球場のスタンドや映画館、その他催し物の屋台などでよく売られているお手軽な食べ物です。

通常のナチョスに使われるナチュラルなチェダーチーズと違って、なんだか不自然にトロトロのチーズ味のソース。プロセスされた感満載で、アメリカのジャンクフードの隠れ(てないか)大御所と言ってもいいかもしれません。健康志向な人が増えている昨今、プロセスフードは敬遠されることが多いのですが、それこそ野球観戦や映画などのイベントで売れ行きが悪くなさそうなところをみると、みんな結構好きな味のようです。

このチーズソースを簡単に作れるのが、Velveetaというオレンジ色のとろけるチーズ。これをレンジでチンするだけでなめらかなチーズソースが出来上がります。ナチュラルチーズをチンしてもこうはなりません。今時の風潮で、このVelveeta、かわいそうに忌み嫌われる存在となってしまっていますが、スーパーから一向になくならないところを見ると、隠れ(てないかな、やっぱり)ファンが多いんでしょう。でもやっぱり原材料を見ると、おおっ、てなります。何しろ、Milk, whey, skim milk, milk protein concentrate, water, milk fat, whey protein concentrate, sodium phosphate, modified food starch; contains less than 2% of: salt, calcium phosphate, dried corn syrup, canola oil, malto dextrin, lactic acidsorbic acid as a preservative, sodium alginatesodium citrate, cheese culture, enzymes, apocarotenal (color), annatto (color) Source(Wikipedia参照)、この多さですから。

ここでご紹介するチーズソースの材料はナチュラルチェダーチーズとあと数種類のみ。ホワイトソースにチーズを入れて溶かすだけの簡単なもの。マカロニアンドチーズのソースと似ています。ま、だからと言ってジャンクではないとは言いません、というか、コーンチップスを食べてる時点でアウト、かな(笑)。でもおいしいですからね、たまにはいいでしょ。隠れて食べなくていいナチョチーズソース、温かくてトロトロのところをお召し上がり下さい!

fifteenspatula.comのレシピを参照しました。再加熱の場合はレンジではなく、お鍋で水少々を加えて温めるといいらしいです。

おいしいナチョチーズソース
下準備時間: 
調理時間: 
調理時間(すべての過程): 
 
材料
  • チェダーチーズ(塊)200g
  • バター 大さじ2
  • 小麦粉 大さじ2
  • 牛乳 1カップ(240ml)
  • カイエンペッパー 少々
  • 塩 少々
  • お好みのコーンチップス
作り方
  1. チェダーチーズをすりおろす。(市販のすりおろしたチェダーには添加物がついてるかもしれないので、ダマになる恐れがあります。)
  2. 鍋でバターを溶かし、小麦粉を入れて炒める。牛乳を加え、泡立て器でとろみがつくまで混ぜながら火を通す。
  3. そこにチーズ、カイエンペッパー、塩を加えて、チーズが溶けてスムーズになるまでよくかき混ぜる。

 

ナチョチーズソース2−1

ステップ2−1

ナチョチーズソース2−2

ステップ2−2

ナチョチーズソース3

ステップ3

 

前の投稿 次の投稿

こちらもチェック!