ホリデーシーズンが近くなると、気になる前菜のレシピ。家族や友達と集まることの多い季節、簡単でおいしいおつまみはないかな~、とネットサーフィンしたりしています。
以前にアメリカの料理雑誌「Bon Appetit」に載っていた「きのこのブルスケッタ」レシピ。作ってみたらとてもおいしかったんですよね。これは使えそうな前菜だな、と思い、記事を切り取ってファイルに保存していたのに、なぜだか見つからなくなってしまったのです。ま、ファイルに保存とはものも言いようで、わたしの場合、雑誌の切抜きや人からもらったコピーを箱の中に突っ込んでるだけなんで、失くしてしまっても全く不思議ではないんですが・・。とにかくどこを探しても見つからない。見つからないとなるとますます食べたくなる、そして、おいしかったよな~、と脳内で事実以上に美化してしまう・・・ってなわけで、そのレシピを探すのに躍起になった時期がありました。ちょうどネットで検索するのが一般的になってきた時期でもあったので、「世の中便利になったもんだわね~。」なんてつぶやきながら夜更けにカチャカチャとキーボードをたたいて探していたのでした。結局、同じレシピは見つからなかったものの、かな~り似たものを発見。インターネットってすごい!って感動しちゃいました。
そして、これがそのレシピ(もとの味に近くなるように少し手を加えましたが)。秋が旬のきのこを使った前菜でホリデーにもぴったり・・・、のはずですが実は使われているきのこは1年中いつでも手に入るただのボタンマッシュルームと乾燥ポルチーニ茸。全然季節と関係ないやん!って突っ込まれそうですね。でも赤ワインで煮込むきのこって、雰囲気だけはまさに秋冬の料理。簡単で一度に大量にできるのでやっぱりホリデーに使えそうです。
秋の夜長、ネットサーフィンを楽しむ人も多いはず。わたしがきのこのブルスケッタレシピを見つけたように、知らない誰かが「おいしいアメリカ」のこのレシピを見つけてくれたら、また感動ですね~。
- 乾燥ポルチーニ茸 14g
- 熱湯 1/2 カップ(120cc)
- バター 大さじ3
- にんにく(みじん切り) 1-2かけ
- 紫たまねぎ(5mm角切り) 1½ カップ
- ボタンマッシュルーム(5mm角切り) 225g
- 赤ピーマン(5mm角切り) 1/2 カップ
- 赤ワイン 1/2 カップ(120cc)
- 粒マスタード 小さじ2
- ウスターソース 小さじ2
- ブラウンシュガー 小さじ1
- しょうゆ 小さじ2
- 塩・こしょう 適量
- バゲット 1本
- オリーブ油 適量
- にんにく 1かけ
- ゴートチーズ 適量
- パセリ(みじん切り) 少々
- ボールに乾燥きのこと熱湯を入れて15分ほどもどしておく。
- 鍋にバターとにんにくを入れて中火にかけ、かおりがしてきたらたまねぎ、マッシュルーム、ピーマンを入れて5分炒める。もどしたきのこをみじん切りにして鍋に加え、更に5分炒める。
- きのこのもどし汁と赤ワイン、マスタード、ウスターソース、ブラウンシュガー、しょうゆを加え、30-40分弱火で煮汁がなくなるまで煮る。必要であれば塩・こしょうで味を調える。ボールにあけて冷ます。
- バゲットを厚さ1cmに切り、オリーブオイルを表面にぬり、190度に予熱したオーブンで片面10分、ひっくり返して更に10分焼く。にんにくをトーストの表面にこすりつけておく。
- トーストにゴートチーズをぬり、きのこをのせ、パセリを散らす。